月寒あんぱん

月寒あんぱん(つきさむあんぱん)は、旧月寒村発祥の名物和菓子である。現在は札幌市豊平区月寒東の株式会社ほんまが製造販売している。

商品概要

あんこがぎっしり詰まっており、どっしりと重みがあるのが特徴的である。一般的なあんぱんとは異なり、どちらかというと中国の菓子である「月餅」に似ている。

賞味期限は1ヶ月ほどあるため、一般的な菓子パンよりも保存がきく。

100年前の月寒あんぱん(2019年10月16日撮影)

商品種類

  • 月寒あんぱん こしあん
  • 月寒あんぱん 黒糖あん
  • 月寒あんぱん 南瓜あん
  • 月寒あんぱん 黒胡麻あん
  • 月寒あんぱん 抹茶あん
  • 月寒あんぱん スティック
  • 月寒あんぱん スティック 黒胡麻あん
  • オリゴノールアンパン
  • 100年前の月寒あんぱん

※100年前の月寒あんぱんは復刻版であり、通常のサイズよりも大きくなっている。

歴史

1874年(明治7年)、陸軍に菓子を販売していた大沼甚三郎が「あんぱん」を自分なりに作ってみようと月餅のようなまんじゅうを作り上げ、そのあんぱんの製法を指南された本間与三郎(株式会社ほんま創業者)が月寒村にて「月寒あんぱん」の製造販売を開始した。

1911年(明治44年)、陸軍歩兵第25連隊と住民が協力して平岸から月寒に抜ける道路を造る際、豊平町が毎日5個のあんぱんを提供したことから、造られた道路は愛称を込めて「アンパン道路」と呼ばれるようになった。

登場作品

  • 「ゴールデンカムイ」第200話(集英社)

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