イオンモール釧路昭和通り魔事件

イオンモール釧路昭和通り魔事件は、2016年(平成28年)6月21日に釧路市昭和中央のイオンモール釧路昭和で発生した通り魔殺傷事件である。この事件では女性4名が死傷した。

事件概要

2016年6月21日15時15分頃、釧路市昭和中央「イオンモール釧路昭和」1階出入り口付近で、男が女性4人を包丁のようなもので次々と刺した。同店の男性警備員が男を取り押さえ、駆けつけた道警釧路署員が殺人未遂容疑で新聞配達員の松橋伸幸(当時33歳)を現行犯逮捕した。

凶器は刃渡り約22.5センチの柳刃包丁で、事件の約2時間前に釧路市内のホームセンターで買っていた。加害者は「僕の人生を終わらせたくて、殺人が一番死刑になると思って、人を刺した」と話しており、突発的に起こした事件だったと考えられる。

被害

左側背部を刺された女性(68歳)が失血性ショックで死亡した。その他40~70代の女性3人が重軽傷を負った。

事件後

殺人などの罪に問われていた松橋伸幸(釧路市阿寒町)に対し、2017年(平成29年)11月9日、釧路地裁の裁判員裁判により無期懲役の判決が下った。事件当時、精神疾患で通院中だったが、凶器の包丁を事前に準備していたことなどを挙げ責任能力を認定した。

参考記事

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