エドウィン・ダン記念公園

エドウィン・ダン記念公園は、札幌市南区真駒内にある公園である。公園内には、北海道開拓使に招かれた外国人指導者のエドウィン・ダンを記念した「エドウィン・ダン記念館」が存在する。

概要

1966年(昭和41年)9月27日に開設された。元々は真駒内中央公園という名称だったが、エドウィン・ダン記念館の名を模して現在の名称となった。

公園内を真駒内用水が流れており、池を作っている。春にはエゾヤマザクラが咲き、鴨・水鳥・キツツキといった動物達を見ることもできる。

公園北側にはエドウィン・ダン記念公園が、中央部にはエドウィン・ダン銅像がある。

エドウィン・ダン銅像(2019年11月2日撮影)
住所:札幌市南区真駒内泉町1丁目6

エドウィン・ダン記念館

1880年(明治13年)に北海道開拓使の「牧牛場の事務所」として真駒内に建てられた。開拓使真駒内牧牛場は、1886年(明治19年)には真駒内種畜場と改称、1946年(昭和21年)に米軍に接収されるまでの間、この建物を中心として北海道の酪農が発展した。

解体予定となっていた建物を、1964年(昭和39年)に現在地へ移築した。畜産技術を指導したダンの業績を偲ぶ記念館として無料公開されている。

2000年(平成12年)には、国の登録有形文化に登録された。2007年(平成19年)には、国の近代化産業遺産に認定され、第13回札幌市都市景観賞も受賞した。

4月1日から10月31日までは水曜休館、11月1日から3月31日までは金曜・土曜・日曜のみの開館となっている。

エドウィン・ダン記念館(2019年11月2日撮影)

沿革

  • 1964年(昭和39年)、エドウィン・ダン記念館が移築される。
  • 1966年(昭和41年)9月27日、真駒内中央公園として開設される。
  • 2000年(平成12年)、エドウィン・ダン記念館が国の登録有形文化に登録される。
  • 2003年(平成15年)5月、エドウィン・ダン記念館がリニューアルオープンする。

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