北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)は、2018年(平成30年)9月6日午前3時7分に胆振地方中東部を震源として発生した地震である。
概要
2018年9月6日午前3時に道内初の震度7を記録した地震であり、津波による被害はなかったが土砂崩れや道路の液状化現象、大規模停電など、大きな被害を出した。
被害
土砂崩れ
厚真町を中心に広い範囲で土砂崩れが発生し、32人が生き埋めとなった。崩壊面積は推定約13.4平方㎞であり、明治以降日本最大となった。
液状化現象
札幌市東区や清田等では、液状化現象により道路の陥没や地盤の沈下、住宅の傾斜、など被害が発生した。札幌市の東15丁目屯田通りでは、2019年9月現在も道路の復旧工事が行われている。
大規模停電
地震の影響で道内の電力供給が止まり、約300万戸が停電となった。300以上の病院も停電となり、至る所で混乱が生じた。
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