~さる

~さるとは、北海道で使用される方言である。

意味

主に以下のような意味で使用される。

  1. (意図せず)~される
  2. ~できる
  3. ~の状態である

「押ささる」という使われ方が一番多いが、その意味について標準語に直して解説する。

  1. 「信号のボタンが押ささった。」⇒「信号のボタンを押すつもりはなかったが、何らかの事象により押していた。」
  2. 「そのボタン押ささる?」⇒「そのボタンを押すことができる?」
  3. 「そのボタン押しておいて。」「もう押ささっていますよ。」⇒「もう押している状態になっていますよ。」

くぁwせdrftgyふじこlp

↑間違えて変な文が書かさってしまった。

利便性

意味の項で解説したように、「~さる」を使う事に慣れてしまうと、同じ意味を標準語で表現することが困難となる。

便利すぎるため、いっそのこと標準語にしてほしいという意見も多く上がっている。

語源

語源は青森県の津軽弁だと言われている。津軽弁では「動詞+さる」で「自分の意志とは全然関係のない所でそうなってしまった」という意味になる[1]。この言葉がそのまま北海道にも流れて来たものと考えられる。

脚注

[1]北海道弁の「おささる」の意味と使い方・日光の三猿の意味 – 言葉の意味を知るならtap-biz

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